ちょっとの買い物だから…と、愛犬を車に残していませんか?
夏場の車内は、ほんの数分でも命に関わるほどの危険があります。
今回は「夏の車内に愛犬を残すリスク」と「もしもの対策」についてお伝えします。
真夏の車内温度は想像以上!
外の気温が30℃の場合、窓を少し開けていても車内温度はわずか10分で40℃を超えます。
直射日光が当たると、60℃近くになることも!
人間以上に暑さに弱い愛犬は、あっという間に熱中症になり命の危険にさらされます。
エアコンをつけていても安心できない理由
「エンジンをかけてエアコンをつけておけば大丈夫」と思いがちですが、
ちょっとしたトラブルでエンジンが止まったり、エアコンが切れてしまうケースもあります。
密閉された車内はすぐに高温になり、愛犬は逃げ場がありません。
ほんの数分でも危険!
「5分だけだから大丈夫」と思っても、
スーパーやコンビニなど、予定外に時間がかかることはよくあります。
飼い主さんの感覚以上に、車内はすぐに高温になります。
こんな症状が出たらすぐに対応を!
もし愛犬を車に残していて、戻ったときに以下のような症状が見えたら要注意です。
・息が荒くハァハァしている
・ぐったりしている
・ヨダレが多い
・意識がもうろうとしている
すぐに車外へ出して日陰や涼しい場所に移動し、体を冷やしてあげてください。
氷水は使わず、濡れタオルなどで徐々に冷やし、すぐに動物病院へ連絡を!
大切なのは「残さない」という選択
・夏場はどんなに短時間でも車に愛犬を残さない
・可能な限り一緒に連れて行くか、同伴できない場所なら誰かと一緒に待ってもらう
・どうしても無理な場合は、ドッグカフェやペットホテルの一時預かりを活用する
愛犬の命を守るのは飼い主さんの行動!
「ちょっとだけなら大丈夫」が、取り返しのつかない事故になることもあります。
大切な家族である愛犬を守るために、夏の車内には絶対に残さない。
これを心に決めて、暑い季節を安全に過ごしてください
