「もう歳だから旅行は無理かも…」
そう感じている飼い主さんにこそ、知ってほしいことがあります。
愛犬が10歳を超え、白髪が増えたり、歩くスピードがゆっくりになってきたりしても――
旅を楽しむことは、まだまだできます。
ただし、若い頃と同じように過ごすことは難しく、シニア犬特有の体調・感覚の変化を理解した“準備”と“気配り”がとても重要です。
今回は、10歳以上のワンちゃんと旅を楽しむために「絶対に押さえておきたい3つの工夫」をお伝えします。
① 安全で快適な「旅の準備」を整える
▷ 出発前の健康チェックは必須
・出発の1週間前くらいから健康状態をよくチェックしておきましょう。
・持病がある場合は、旅行中の服薬スケジュールや緊急時の対応を確認しておくと安心です。
▷ 必ず持参したい「旅の持ち物」
- 服用中の薬
- ワクチン接種証明書/狂犬病注射済票
- フード・おやつ(シニア用/アレルギー対応)
- 消化に優しいご飯を入れるタッパー
- 滑り止めマットや体圧分散ベッド
- ペットシーツ・おしりふき)(ドッグにグッドなログハウス鳥羽ではご用意があります)
- 防寒着(寒暖差のある季節は特に重要)
- カートや抱っこ補助ハーネス(関節に配慮)
- 通院歴やかかりつけ医の連絡先(印刷またはスマホメモ)
▷ 車酔いやストレス対策
・クレート内で寝かせる練習を出発前から始めると、車内でも落ち着けます。
・運転中は1〜2時間に1回は休憩をとり、水分補給やトイレを忘れずに。
・暑い時期には氷が必要になります。
② シニア犬に優しい「宿選び」をしよう
▷ 重要なのは「段差」「音」「温度」
高齢犬は目や耳が衰えてくるため、慣れない場所で不安を感じやすくなります。
選ぶポイントは:
- 室内の段差が少ない宿
- フローリングではなく滑りにくい床材
- エアコン完備で温度調整ができる
- ペット用のベッドや食器などの備品が充実
- 静かで他の宿泊客との接触が少ないプライベート空間
「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」では、階段が苦手な高齢犬のために1階にお布団を引いて寝ることもできますし、2階で一緒のベットで寝ることもできます。階段は滑り止めがついております。囲炉裏付きの暖かい室内・愛犬用のお風呂やドッグラン完備など、シニア犬にも優しい設備が整っており、まさに安心して過ごせるお宿です。
▷ 夜間のトイレ対応も忘れずに
夜間の排泄回数が増える傾向にあるシニア犬には、室内トイレの設置場所をあらかじめ決めておくことが大切です。
不安が強い子には、持ち慣れたマットや匂い付きのタオルを一緒に持参しましょう。
③「無理をさせない旅程」で愛犬も飼い主も笑顔に
▷ 1泊2日よりも2泊3日
シニア犬は新しい環境への適応に時間がかかります。
1泊で慌ただしく過ごすよりも、2泊以上の滞在でゆっくりと現地に慣れさせる方が、犬も安心できます。
▷ 旅先での過ごし方
- 朝夕の散歩は涼しい時間帯に短めに。
- 無理に外出するより、宿でのんびり過ごす時間を大切に。
- 水分補給をこまめに。特に夏場は脱水リスクが高まるため、スープ状のおやつやヤギミルクもおすすめ。
▷ 「やってよかった」声が多いアイテム
- 抱っこ補助ハーネス(階段や坂道も安心)
- シニア用マッサージオイル(緊張をほぐす)
- 手作り食のトライアルセット(旅先で食欲が落ちがちな子に)
まとめ:年齢を理由に諦めないで
シニア犬との旅は、若いころと違ってゆっくり、静かに、穏やかに過ごすことが基本です。
でもそれは、心を通わせる「とっておきの時間」でもあります。
「一緒にいる時間を大切にしたい」
「元気なうちにたくさんの景色を見せてあげたい」
そんな飼い主さんの気持ちに応える旅を、しっかりとした準備と工夫で叶えていきましょう。
そして、旅の中でちょっとでも心配なことがあったら、遠慮なく獣医師やドッグトレーナーに相談してみてください。
このように、10歳を超えた愛犬との旅は、「諦めるもの」ではなく「工夫して叶えるもの」です。
しっかり準備して、かけがえのない思い出を一緒に作りましょう。
愛犬とのかけがえのない時間を、もっとゆったり・もっと安心に過ごしたい方へ。
「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」では、シニアの愛犬にもやさしい宿泊環境とおもてなしをご用意しています。
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