【夏バテ?病気?】愛犬が夏にごはんを食べない時の対処法

わんこのおやつ

暑い日が続く夏。
「最近、ごはんの食いつきが悪い…」
「元気はあるけど、なんとなく食べ残してしまう」

そんな“夏場の食欲不振”に悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか?


食べない=すぐに病気?と心配になる前に

愛犬がごはんを食べないと、「どこか具合が悪いのでは?」と心配になりますよね。
もちろん、病気のサインとして現れるケースもありますが、夏場は単なる“夏バテ”や“気温ストレス”の可能性も高いです。


【原因】夏の食欲不振、考えられる要因とは?

  1. 暑さによる消化機能の低下
     → 胃腸が疲れて、食べる気がなくなることも。
  2. 水分のとりすぎ
     → 水を多く飲むことで、満腹感が出ることもあります。
  3. 日中の暑さで疲れている
     → 散歩や遊びのあとに体力を消耗していて、食べたくない。
  4. 食べ物の匂いが変化している
     → 高温多湿でフードが劣化しやすく、食欲をそそらなくなっている。

【対処法】飼い主にできる5つの工夫

① 食事の時間を見直す

→ 暑い昼間を避けて、早朝や夜の涼しい時間にごはんをあげるのがおすすめです。

② 食欲を刺激するトッピングを活用

→ 無添加の鹿肉ジャーキーを細かく裂いてのせる
 魚のスープを少量かけるなど、香りの強い自然素材が◎

③ ぬるま湯でふやかして消化をサポート

→ カリカリをぬるめのお湯でふやかすと香りが立ち、食いつきが良くなることも。

④ 涼しい場所で食べさせる

→ クーラーが効いた室内や日陰など、快適な環境で食事できる場所を選びましょう。

⑤ フードの鮮度管理をしっかり

→ 高温多湿での保管は酸化の原因に。小分け保存や冷暗所に保管しましょう。

旅行時の「環境ストレス」や「車酔い」にも注意

夏の旅行で環境が変わると、それが愛犬にとってストレスになることもあります。

特に車移動に慣れていないワンちゃんは、「車酔い」で気持ちが悪くなり、食欲が落ちることも珍しくありません。

以下のような点にも配慮してみてください:

  • 出発前の食事は控えめに
     車酔いしやすい子は、移動の2〜3時間前には食事を終えておきましょう。
  • 車内の温度管理をしっかり
     暑さで体力を消耗すると、食欲低下にもつながります。こまめに休憩を取り、車内の換気や冷房を忘れずに。
  • 宿泊先でも安心できる環境を
     慣れない場所では不安を感じやすくなります。いつも使っている食器やマット、おもちゃを持参することでリラックスしやすくなります。

「無理に食べさせる」はNG。焦らず、様子を見て

愛犬の元気があり、排泄も問題なく、数回分の食事を残す程度であれば、すぐに心配しすぎず、“食べたくない気分”の日もあると受け止めることも大切です。

ただし、様子がおかしいと感じたら、早めに病院で相談を。

「食べない=すぐに病気」と決めつけず、
まずは環境・フード・タイミングを見直すことが大切です。

飼い主さんのちょっとした気配りが、愛犬の“食べる元気”を取り戻すカギになります。
今年の夏も、元気いっぱいで過ごせますように!

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